【2012年度第1号】伸びる組織のためのJMARマガジン ~産休からの職場復帰~

「おかえりなさい」が嬉しくて ~産休からの職場復帰~

昨年度のメールマガジン第5号で、出産報告をさせて頂いた前島です。今年の4月から息子を保育園に預け始め、5月から時短勤務で仕事に復帰しました。

こうして無事に復帰できたのも、大病もせずにすくすくと成長してくれている息子、深夜まで仕事をしつつ夜息子の面倒をみてくれる夫、そして私を快く受け入れてくれた会社・職場メンバーのお陰です。

弊社においても、衛生委員会が主導で「ワーク・ライフ・バランス」に関する調査を実施し、制度の改訂を開始、その後厚生労働省の「くるみん」マークを取得しました。

私も含めて出産後に復帰する女性も増え始め、昨年度は男性の育児休暇取得者第1号も誕生しました。「うちの会社は、育休がなかなかとりにくくて...」というワーキングマザーの話を聞く度に、制度を整備すること、そして制度を利用しやすい環境を作ることは、やはり社員の定着率を高めるためには重要なのだと痛感する1年でした。

実際、私の場合は法定の産後休暇(産後8週間)での復帰は体調の面から完全に不可能で(産後の過労と睡眠不足で、医師に入院を勧められる状態でした。こういうお母さんは意外と多いそうです)、育休が取得できなければ退職せざるを得ない状態でした。

女性が妊娠と同時に辞めてしまって定着しない、もしくは産後の給付金だけを貰って辞めてしまう...
こうした問題を抱える会社は、まず「働く女性を支援する制度になっているかどうか」を確認する必要があります。

そして、制度の整備と同時に、職場にダイバーシティの考え方が浸透しているかどうか、も忘れてはならない重要なポイントです。私の所属している部署は、人事担当部署の支援という仕事柄もあると思いますが、男性・女性を問わず、子育てしている社員・介護をしている社員など、家庭の事情を抱えた社員に優しい雰囲気があります。

私が復職してきた日も、ホワイトボードに「おかえり!おかえり!!」と書かれており、思わず涙が出そうになりました。
あなたの会社や職場は、社員が働きやすい制度になっていますか?
職場のメンバーには、ダイバーシティの考え方が浸透していますか?
「何となく問題がありそうだ...。」
そのようにお感じになる方は、一度社員の声をアンケートで聞いてみることをお勧めします。

結果が数字として明確に出ることによって、経営者や社員の方にインパクトを与えることができますし、施策立案の際にも説得力が増します。既にES調査・社員意識調査などを実施されている会社でも、ダイバーシティ関連の質問項目を追加し、別途分析・施策の立案をする事例も増えてきています。

新米ワーキングマザーとして、もっともっと働きやすい会社が増えるといいな...と思います。
あなたの会社はいかがでしょうか?

(前島 裕美)


職場のメンバーにダイバーシティの考え方が浸透しているか調査をしてみたいと思ったら...
従業員満足度調査はコチラから

「東京しごとの日2012」に弊社主幹研究員の広田 薫が出演!!

8月3日(金)に東京都庁にて開催されます「東京しごとの日2012」に弊社主幹研究員の広田 薫が出演します。テーマは「ワーク・ライフ・バランス実現に向けた長時間労働削減方法」で、セミナー講師の一人として、また、パネルディスカッションに参加します。ふるってご参加ください。

編集後記

早いもので2012年も半年以上が経過し、すでに夏本番を迎えています。コラムにもありましたように、育休中であった前島が5月より職場復帰いたしました。まだまだ社会的な遊休資産となっている「働きたいお母さん」を在宅勤務制度等により支援することが今後、企業の活力を高めるポイントになるかもしれません。久方ぶりのメールマガジンとなりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。