日本M&Aセンター特別インタビュー【6】「伴走型」エンゲージメントサーベイ
データを超えた本質的な組織変革への取り組み!(全6回)


14.エンゲージメントサーベイは組織の健康診断!外部委託の価値とは?

来年は、経年比較をどう判断するかがポイントになりますね。施策を打った後に、「数値が動いたのか、変わらなかったのか」などを検証することになると思います。そのため、次回の調査前にもヒアリングをさせていただき、施策の効果を検証するフェーズに入るのではないかと思います。
今後、私たちのような調査会社にエンゲージメントサーベイを委託しようと考えている企業に向けて、何かアドバイスがあればお願いします。「これを事前にやっておくといい」など、御社ならではの視点で教えていただければと思います。

日本M&Aセンター御社を選べばすべてやってもらえます(笑)。

それは最高の褒め言葉ですね!

日本M&Aセンターでも、やはり事前の現状把握が大切ですね。サーベイを実施していない企業なら、まずは「健康診断」のようなイメージで、組織の現状を可視化することが第一歩だと思います。体重や身長を測るように、組織の健康状態を数値で把握することが重要です。
また、健康診断の結果がなくても、「なんとなく不調を感じる」という場合もありますよね。その際、「では、どのように改善すればよいのか?」という課題が出てきます。しかし、内部だけで考えていると、施策がうまく結びつかないことも多い。そこで、外部機関を活用することで、まず組織の健康診断結果を得られ、さらに「どこを改善すべきか」のアドバイスをもらえる。例えば、「肥満だからこの部分をスリムにしましょう」といった具体的な提案を受けられるわけです。そういう意味で、エンゲージメントサーベイを外部機関に委託することは、組織の健康診断として非常に価値があると思います。

15.データの奥にある本質を探る、日本企業向けのエンゲージメントサーベイ

ありがとうございます。「御社にお願いすればいい」というシンプルな答えをいただいて、恐縮してしまいます(笑)。

日本M&Aセンターまとめすぎですよね(笑)。でも、私はいろいろな会社を比較してきた中でそう感じています。外資系企業のサーベイも経験しましたが、日本企業が本社の場合は、御社のサーベイが最も適していると思います。
外資系のサーベイは、センテンスのニュアンスが微妙にずれることがあります。例えば、英語で作成されたサーベイを和訳するのか、日本語で作られたものを英訳・中訳するのかによって、調査の精度が変わってくるのです。そうした点を考慮しても、日本企業にとっては御社の手法がフィットするのではないかと思います。

他の調査会社のサーベイは、見た目がとても洗練されていますよね。グラフやモデル図がきれいに整理されていて、ビジュアル的に美しい点はとても魅力だと思います。ただ、弊社のアプローチは、もう少し「泥臭い」んです。データをそのまま見て終わるのではなく、「この結果の本質は何か?」をとことん掘り下げる。それが私たちの強みだと思っています。

日本M&Aセンターその泥臭さが、日本の企業には合うと思います。組織マネジメントやエンゲージメントを分析する上で、フィット感が高いと感じますね。

いろいろとありがたいお言葉をいただき、本当にありがとうございました。

お客様の会社概要
社名 株式会社日本M&Aセンターホールディングス
設立 1991年4月25日
資本金 4,045百万円
従業員数 1,086名(2025年3月末時点)※連結
主な事業内容 グループ会社の経営管理等

インタビューご回答者:人事部長 笹平 亜由子 様、人事部 笹本 悠太 様 (肩書は2025年2月時点)

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