当社では過去に数回、2年に1度のタイミングで全従業員を対象とした意識調査を実施してきました。
質問内容の検討や集計データの分析等、調査にかかる作業については全て手作業で行っており、特に集計データの分析は、正確で緻密な計算とスピード感を要求されるため、一連を通して大変な時間と労力を使う作業でした。
そういった中で、親会社のアリナミン製薬(株)から日本能率協会総合研究所様を紹介いただきました。以前まで使用していた質問内容については見直しが必要でしたが、調査にかかる時間短縮だけではなく、他社様との比較が可能であり、当社の考え方が一般的であるかといった自力では調査することが困難な結果を得られることを知り、大変魅力を感じました。
当社では、優れた医薬品の製造・供給を通じて生活者の皆様の「健康と豊かな生活に貢献する」ことを経営理念としています。
また、高い倫理観を持ち、誠実かつ公正に業務を遂行することを重要と考えております。そのためには、製造に関わる全従業員の生活も「健康で豊かな生活」であることが必要と考えます。
従業員の意識低下は品質の低下につながる恐れがあり、とても重要な課題の1つとなり得ます。
優れた医薬品をお届けするため、従業員の現状把握に活用させていただき、更に働きやすい職場環境を目指したいと考えております。
自社内では部門間で平均的な値であり問題視していなかった部分でも他社様との比較で差があった部分については、新たに気付いた問題点でした。
また、質問内容を見直したことで、質問数の大幅削減となり、回答者の負担軽減につながりました。
データの取り纏めや分析等の調査にかかる作業時間の大幅削減となりました。定期的な回答率のご連絡や、未回答者へのリマインドメール等の細やかな仕組みもあり、気配りを感じることができました。
また、こちらからの要望に対しても迅速に対応していただける姿勢に信頼感が持てました。大変感謝しております。
結果を真摯に受け止め、強み・弱みを理解・分析することで、会社にとって今何が必要で、どのように行動すべきかを検討していきます。
また、今までは知り得なかった他社との差が見えたことで、当然と思い込んでいた部分について気付きがあったと考えます。
調査データを分析するには相当の時間を要します。また、分析者の個人的感情や思い込みが含まれ、正しい結果に導き出せるとは限りません。
多くの業種、企業様と取引をされた日本能率協会総合研究所様のデータは自社では取得できないもので、信頼性の高い貴重なものです。第三者目線には、感情や思い込み、情報等は含まれないこと、莫大な企業データを分析してこられた実績から、より正しい結果をいただくことができると考えます。
自社は他社と比較してどのような水準にあるのかといった視点を検討される場合は、上記のような点を考慮いただくと良いのではと考えます。
社名 | アリナミンファーマテック株式会社 |
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設立 | 1980年3月5日 |
資本金 | 4億円 |
社員数 | 316名(2024年10月1日現在) |
主な事業内容 | 一般用医薬品の製造 |
インタビューご回答部署:総務人事課(組織名は2024年10月時点)
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