第三者の眼による評価プロセスの再確認

取締役会の実効性評価

外部機関(第三者機関)として、
取締役会メンバーに対するアンケートやインタビューの実施を通じて的確に課題を抽出し、
企業価値向上に資する取締役会に向けてPDCAの改善サイクルが機能するよう支援します。

このような企業におすすめ

  • コーポレートガバナンス・コード改訂にあわせて、実効性評価のアンケート項目の見直しを図りたい。
  • 以前から実効性評価の実施方法を見直さなければと思いつつ、改善に着手できないままとなっている。
  • 取締役会から、「毎年同じ課題ばかりあがってきている」とマンネリ化を指摘され、見直しが迫られている。
  • 自前で実効性評価を続けてきたが、自己評価の方法やプロセスが適正なのかどうかを確認したい。
  • 評価全体を委託するまでのことは考えてないが、実効性評価の一部に外部機関を関与させてみたい。

商品内容①
実効性評価プログラム(完全委託)

「取締役会の実効性評価」を上手に活用しながら実効性向上のPDCAサイクルを構築

特長
  1. 取締役会事務局が自前で実施できるようにするための支援
  2. 全体委託だけでなく、「質問項目の設計」など部分的な支援も可能
  3. 質問項目の設計にあたり、取締役会議長に対するヒアリングを実施
  4. 各社の実情に合わせた「カスタマイズ度の高い」質問を設計
  5. 100社を超える企業対話&各種研究活動を通じた事例蓄積
特長1 取締役会事務局が自前で実施できるようにするための支援 ~ 3年1サイクルでの支援
■1年目

主として弊社サイドで実効性評価のプロセスを実行し、第三者評価を実施。【委託】

■2年目・3年目

貴社取締役会事務局主導で実効性評価を実施し、当社からがサポート。【支援業務】
3回の打合せにより支援します。

  1. アンケート設計時の打合せ
  2. アンケート結果分析時の打合せ
  3. 実効性評価の結果概要作成時の打合せ


取締役会事務局が自前で実効性評価を適正に運用できる体制・ノウハウを習得

特長2 「質問項目の設計」など部分的な支援も可能
【1】質問項目の設計
  • 議長ヒアリング
  • 質問項目づくり
【2】アンケートの実施
  • 取締役会でのアンケート主旨説明
  • アンケートの配布・改修
【3】集計・分析
  • アンケート集計
  • アンケート結果分析
【4】報告書等の作成
  • 実効性評価結果概要(案)の作成
  • 報告書の作成


部分的な支援も可能
例)「アンケートの設計のみ」「アンケート結果分析のみ」など

特長3 取締役会議長に対するヒアリングを実施

取締役会議長の考え

取締役会に対する課題に置き換え

質問事項に反映

【例題】
◆議長の考え:現在の取締役会は、社外取締役が過半数を占めていることから、当社の存在意義は何かということについて、全取締役の間できちんと共通認識をもっておく必要がある。
◆設問案:取締役会では、当社の経営理念を十分に踏まえたうえで意思決定している。

特長4 「カスタマイズ度の高い」質問を設計

浮き彫りにしたい課題の明確化

設問の切り口や深さの検討

貴社の実情に合った設問項目の設計

【例1】
◆カスタマイズ前:取締役会では、円滑な議事運営がされている。
◆カスタマイズ後:取締役会では、各取締役が十分に意見を交わし、議論を尽くしたうえで決議が行われている。

【例2】
◆カスタマイズ前:当社の取締役の構成は適切である。
◆カスタマイズ後:当社の取締役会は、各自が持つ専門能力が発揮された意見交換を経て、意思決定が行われている。

特長5 100社超の企業対話&各種研究活動を通じた事例蓄積

【優良な事例の蓄積】

  • 100社超との企業対話
  • 2018年12月 第1回:取締役会関連調査
  • 2019年度 取締役会事務局研究会の開催
  • 2020年9月 第2回:取締役会関連調査
  • 2021年度 取締役会事務局研究会(第2期)の開催

質問項目づくり
アンケート結果分析
報告書の作成  などに反映

知に足のついた提案

※個別企業の情報を提供することはありません。

概要

実施内容
1.アンケート

匿名式、記名式の選択は、貴社との協議により決定します。

2.インタビュー

インタビューの対象者については、貴社との協議により決定します。

3.その他

※取締役会陪席による分析、議事録調査等を上記に組み合わせることもできます。(別途見積)
※アンケートの設問設計やインタビューの実施など、部分的な委託のご相談にも応じています。(別途見積)

実施プロセス

※アンケート、インタビューとも、同様のプロセスで実施します。


商品内容②
実効性評価 評価プロセス改善アドバイス業務

「アンケート設計」及び「アンケート分析」の段階でアドバイスを実施

特長
  1. 自社(取締役会事務局)にノウハウが残る
  2. 実効性評価プロセスの客観的見直しができる
  3. 他社情報を踏まえた今後の改善ポイントが得られる

進め方・例(3月決算企業を例に)

当社は 「アンケート設計」と「アンケート分析」時の貴社打合せに立会い、必要なアドバイスを行います。
(下図「進め方・例」の赤枠1及び2の部分)

1「アンケート設計」のプロセス
【1】打合せ①
  • 過去3年分の実効性評価結果の資料提供
  • 見直しにあたっての貴社関心事の確認
【2】当社業務
  • 「アンケート見直し案」を作成
【3】打合せ②
  • 「アンケート見直し案」に基づき、設問設計に関するアドバイスを実施
    →役割を終えている設問の洗い出し
    →新たに設定する設問案の検討 など


貴社内で再検討のうえ、アンケート確定

2「アンケート分析」のプロセス
【1】貴社業務
  • 集計結果に基づいて、貴社にて分析案を作成
【2】当社業務
  • 「貴社分析結果に対する対案」を作成
【3】打合せ③
  • 「対案」に基づき、取締役会において議論すべきポイントの抽出についてアドバイスを実施
    →見落としている分析の切り口
    →複数の設問の関連から見えること など


貴社内で再検討のうえ、取締役会への報告内容確定

3 所感【まとめ・改善提案】

◆第三者である外部機関からのコメントを取締役会で共有する

◆外部機関からのコメントにより、自社の評価プロセスの妥当性を確認する

◆CG報告書に記載する文言の材料とする

主な内容 ※A4判2~3枚で記載

  • 自社の優位点、改善点→実効性評価プロセスの妥当性
  • アンケート設計及び分析を行ううえで留意すべきポイントの整理
  • 次回以降の実効性評価において、改善すべきポイントの整理
    • 実効性評価に関して、100社を超える上場企業との対話から得た知見を活かし、「所感【まとめ・改善提案】」を提供します。

当社の独自調査・公表物

『取締役会及び取締役会事務局の実態に関する調査』 調査結果(概要)

2023年1月に、東証プライム上場企業の取締役会事務局担当部署に対して当社が独自に実施したアンケート調査結果の概要です。
有効回答数:151社(調査対象:1833社)

研究員のコラム

ガバナンス、コンプライアンス等に関するコラムを掲載しています。

当社社長・譲原による寄稿文

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