恐怖! メンバーが“手抜き”をする職場・・・

2022.02.18

「社会的手抜き」

という言葉を耳にしたことはありますか?

簡単に言えば、多くの人数で荷物を運ぶときは、ひとりで荷物を運ぶときよりも、
ひとりあたりの発揮する力の量が減ってしまう現象を示します。

誰もが思い当たる節がありそうですが、「そんなの荷物を運ぶときぐらいだよ!」
と思われるかもしれません。残念ながら、この現象は、課題の単純さ・複雑さに
関係なく生じることが知られています。

例えば、職場で資料が散らかっていても、「誰かが片付けてくれるだろう」と
思って放置したり、職場で難しいテーマを議論しているときに、「誰かが案を
出してくれるだろう」と考えて発言をしなかったり・・・

こうした状態はまさに“自分ではない誰かがしてくれる”=“手抜き”をしている
状態にあると言えますよね。

ではなぜ「社会的手抜き」は起こってしまうのでしょうか?

集団で課題に取り組むと、一人ひとりへかかるプレッシャーが弱まる、個人の
成果が問われにくくなり評価される懸念が減少する、などが理由として考えられて
います。

あなたの職場は、“手抜き”をするタイプになっていませんか?
みなが仕事にコミットメントできていますか?
メンバー同士で切磋琢磨できていますか?

あなたの職場の状況をぜひ「従業員満足度調査」でチェックしてみましょう!

(櫻木 亜季子)

関連サービス

お気軽にご相談ください

JMARは一般財団法人 日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) より、
プライバシーマークの使用許諾事業者の認定を受けています。